シェリーってナニ?

ちょっと知りたいシェリーの魅力

どんな味?
さっぱりとした辛口から黒蜜のような甘口まで様々なタイプが楽しめます。
原料は?
全てのタイプは、3種類の白葡萄で造ります。
原産地は?
スペイン・アンダルシア州の西、ヘレスとその周辺で造られます。
名前の由来は?
シェリー(sherry)の呼び名は町の名ヘレス(jerez)の英語読みです。
白ワインとの違いは?
少量のブランデーを足し、酒精強化(フォーティーファイド)ワインにします。
アルコール度数は?
15度~22度です。
もっと知りたいシェリーの魅力
スペイン・アンダルシア州カディス県にある“シェリーの三角地帯”と呼ばれる「ヘレス・デ・ラ・フロンテラ」「エル・プエルト・デ・サンタ・マリア」「サンルーカル・デ・バラメダ」で造られる「酒精強化ワイン」です。 原料は「パロミノ」「ペドロ・ヒメネス」「モスカテル」種の3種類の白葡萄を使い、「ソレラシステム」という独特の熟成方法によって造られます。
「ヘレス・デ・ラ・フロンテラ」
街の名前が生産される酒の名前となるヘレスは、シェリーを生産する3つの街の中で 最大産地です。シェリーの呼び名は英語名で、現地では“ビノ・デ・ヘレス”、ヘレスのワインと呼ばれています。シェリーの品質管理をする「シェリー原産地呼称統制委員会」があるのもこの街です。
フラメンコや乗馬が盛んで、タブラオ(舞台のあるバル)ではヘレス発祥のフラメンコ「ブレリア」を観ることが出来ます。毎年恒例の5月の馬祭(フェスタ・デ・カバージョ)では馬術競技大会や馬車競技大会などが行われます。この他、ロードレース世界選手権が開催されるサーキットがあり、2009年にサッカーのスペイン1部リーグに昇格したCDヘレスが所属するなど、小さいですが国際的な交流が豊かな街です。
「サンルーカル・デ・バラメダ」
マンサニージャの生産地域で、西南からの海風(ポニエンテ)による影響がシェリーの熟成の決め手となります。アンダルシア最大の運河グアダルキビール川河口にあり、ドニャーナ国立公園の残る自然地域です。
「エル・プエルト・デ・サンタ・マリア」
3つの産地の中でボデガの数が一番少ない地域ですが、オズボルネやルイスカバジェロ といった大手有名ボデガが残る地域です。レコンキスタ(国土回復運動)の後「聖母マリアの港」と名付けられた港町で、コロンブスが2度目の大航海に出航した事でも有名です。
「パロミノ」
シェリーを造る葡萄の95%はこの品種です。特にヘレス・スペリオールで収穫されたパロミノは上質とされています。フィノやアモンティリャード、オロロソなどの辛口シェリーに使用されます。
「モスカテル」
サンルーカルの南に位置する海岸沿いのチピオナの地域で収穫されます。主に同名の甘口シェリーや辛口タイプとのブレンドに使用されます。
「ペドロ・ヒメネス」
葡萄を天日干しにすることで深みある香りと甘みが生まれます。主に辛口タイプとのブレンドや同名の甘口シェリーに使用されます。
酒精強化ワイン
酒精強化ワインは、気温が高く温度管理が難しいブドウ栽培地域において、酸化・腐敗防止など保存性を高めると同時に、味わいに個性を持たせるために工夫されたワインです。シェリーの酒精強化に使われるスピリッツは白ワインを蒸留した樽熟成されていない無色透明なブランデーです。すなわちシェリーの原料は全て白葡萄のみとなるのです。「シェリー」は「ポート」「マディラ」と共に世界3大酒精強化ワインとされています。
フロール
ヘレスの独特な気候、葡萄の性質、豊富な酸素等によりワインの表面に“フロール”(酸膜性酵母)が発生します。主に、フィノ、マンサニージャ等のタイプは、白い花のようなこのフロールが樽の中の液面を蓋い、空気に触れずにフレッシュ感を保ったまま熟成を重ねます。このフロールの独特な香りがフィノ、マンサニージャの特性を育成するのです。
ソレラシステム
シェリーと他のワインとの大きな違いは特殊な熟成方法によって生まれると言っても過言ではありません。まず、樽の中にワインを3/4ぐらいしか入れず常にワインの表面は空気と接している状態で熟成が進みます。一般的に酸化を嫌うワイン製法とは異なり好気的に酸化させることによって生まれる様々な風味を造り出します。
次に「ソレラシステム」という抜き注ぎ熟成です。これは毎年同じ味わいのシェリーを瓶詰めする為に行われるシステムです。数段(3~5)に重ねられた樽の中身を古い順から瓶詰する為に、「ソレラ」(床と言う意味)に面している樽から(最低でも中身の2/3以上は残す)出荷の為に抜き取ります。次にその上にある熟成途上の樽(クリアデラ)から抜き取った分を補充していきます。そしてまたその上の樽からと足されていきます。最後の樽には熟成を待つ若いワイン(酒精強化した)が足されるのです。この熟成方法を「ソレラシステム」と言います。この方法により複数年、複数樽と複雑に交わり合った風味豊かなシェリーが、均一の品質を保ちながら生み出されるのです。
「ベネンシア」
ベネンシアとは1メートルぐらいの弾力性のある長い柄杓のような道具です。 シェリーを樽からグラスへ注ぐために使われ、ベネンシアを扱う人を「ベネンシアドール」といいます。その独特な注ぎ方はシェリーを知らない人でもテレビや雑誌(写真)でその姿を見た方も多いはずです。
ベネンシアを使うことでカップからグラスへ勢いよく注ぐ事が出来るため、シェリーは華やかでまろやかな味わいへと変化します。
しぇりークラブではシェリー原産地呼称統制委員会から認定を受けた「ベネンシアドール」が樽からシェリーを注ぎ入れます。
是非その華麗なパフォーマンスと味わいを堪能して下さい。

道具の名前はシェリーの取引が樽で行われていた頃、シェリーのサンプルを試飲し売買が成立したときの「合意(スペイン語のアベネンシア)」から派生した言葉で、いつしか道具が「ベネンシア」と呼ばれるようになり、ベネンシアを扱う職人を「ベネンシアドール」と呼ぶようになりました。
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ヘレス地方の葡萄畑
サンルーカルの町並み
パロミノ
収穫された葡萄
樽内のフロール
ボデガ内
ボデガのベネンシアドール

シェリーの代表的なタイプ

シェリーの代表的なタイプを担当スタッフがご紹介します。

佐藤真名

CRDO公認ベネンシアドール・オフィシャル

6月生/岡山県出身/AB型

『シェリーでいうところのVORSなお年頃。美と健康のために毎日のシェリーは欠かせません。(飲みすぎとの噂アリ・・・)』

スタッフブログ

岸本 美智子

CRDO公認ベネンシアドール・オフィシャル

2月4日生/姫路出身/A型

『しぇりークラブが出来た年に生まれ、成人後はお客になり、シェリー好きが高じて京都店スタッフに!フラメンコも始め充実した毎日です。』

スタッフブログ

曾我 友幸

フロアマネージャー CRDO公認ベネンシアドール・オフィシャル

6月生/東京出身/B型

『シェリーの奥深さにハマって、とうとうスタッフに。今後は、日本全国にシェリーを広めてゆく野望を持ちつつがんばります。』

スタッフブログ

益子 勝也

店長 CRDO公認ベネンシアドール・デ・メリト

6月生/京都出身/O型

『個性豊なスタッフとバラエティーにとんだシェリーに魅せられ早10年。銀座店、京都店と東奔西走しながら、地元でのシェリー普及に頑張っています。』

スタッフブログ

和田 緑

しぇりークラブ公認フェスタの女王

6月生/東京出身/AB型

『シェリーに元気をもらい、フラメンコに勇気づけられ、フレンチブルドッグのぐあっぽ君に愛を注ぐ毎日です。』

スタッフブログ

和泉 もも子

CRDO公認ベネンシアドール・アフィシオナード

3月3日(耳の日)/東京出身/A型

『ティオペペの日本輸入年に生を受け、気がつけばどっぷりシェリー漬け♥幸せは海の岩場でマンサニージャを♥そして私の野望は→』

スタッフブログ
Palo Cortado / Oloroso Amontillado Fino Manzanilla Pedro Ximenez Moscatel